CLAUDE CODE 連携
Claude Code にチームの仕様と決定を読ませる方法
Claude Code や Codex で開発するとき、チャットや会議で決まった仕様を AI に渡す手順を説明します。NEO を使わずにできるやり方と、NEO の wiki と会話を AI ツールから直接読ませる方法も紹介します。
Claude Code に頼む前の「説明」に、時間がかかっていませんか
Claude Code や Codex は、何を作るかが分かれば、速く正確にコードを書きます。時間がかかるのは、その前の説明です。要望はチャットに、決まったことは会議の記録に、帳票の形式は添付ファイルに分かれていて、開発する人が探して集め、AI に貼り付けて渡しています。
渡し忘れると、AI は古い決まりや思い込みで作ります。作り直しになってから「その件は先週の会議で変わった」と分かることもあります。
NEO を使わずに、Claude Code にチームの決定を渡す手順
- 1決まったことを、リポジトリの中の CLAUDE.md や docs フォルダの文書に書く。1 件ごとに「決まったこと」「理由」「決めた日」を分けて書く。Claude Code は、作業フォルダの CLAUDE.md を起動のたびに読む。
- 2チャットに出た要望は、課題管理(GitHub の Issue など)に 1 件ずつ写す。Claude Code には課題の番号と本文を渡す。
- 3仕様の資料(Excel や PDF)は、文字にしてリポジトリに置くか、作業のたびに貼り付ける。
- 4決まったことが変わったら、その日のうちに文書も直す。直し忘れると、AI は古い決まりのまま作ります。
この手順は道具がなくても回せます。ただ、チャットや会議から文書へ写す手間と、写し忘れは残ります。
NEO を使うと、Claude Code がチームの会話と wiki を直接読める
NEO は、チームの会話と資料を読み、決まったこと・タスク・その背景を wiki にまとめます。(wiki は、ワークスペースごとに運営が有効にする機能です)NEO の「AI ツール(MCP)」の連携を使うと、Claude Code や Codex から、この wiki と会話と添付ファイルを読めます。Claude Code に頼めば、Claude Code が NEO の会話と wiki を探して読むので、開発する人が決まったことを文書に写す手間が減ります。CLAUDE.md に「仕様は NEO の wiki と会話で確かめる」と書いておけば、頼むたびに言わなくても済みます。
読めるのは、鍵を作った人が NEO の画面で見られる範囲だけです。読み取り専用なので、AI ツールから NEO の中身を書き換えることはできません。人が確かめていない wiki の段落には「[未確認]」の印が付いて渡るので、AI は、人が確かめた内容と、人がまだ確かめていない内容を分けて扱えます。
この連携と wiki は、ワークスペースごとに運営が有効にする機能です。登録した直後のワークスペースでは無効になっています。試してみたいときは、お問い合わせからご連絡ください。
使い始めるまで
- 1運営が、ワークスペースでこの連携を使えるようにします(運営が有効にするオプションです)。
- 2オーナーか管理者が、「設定 > 外部連携」の「連携を追加」から「AI ツール(MCP)」を選び、許可します。
- 3使う人がそれぞれ、「設定 > プロフィール管理」の「AI ツールとの連携」で鍵を作ります。期限は 7・30・90 日から選び、メールで届く 6 桁の確認コードを入れます。
- 4画面に出るコマンドを、Claude Code を使うパソコンで実行します。Codex を使う場合は、画面の手順どおりに設定ファイルに書きます。
claude mcp add --transport http --scope user neo https://api.agent-neo.ai/api/v1/mcp --header "Authorization: Bearer <作った鍵>"鍵は作ったときにだけ表示されます。なくしたときや使わなくなったときは、「作った鍵」の一覧から止めてください。期限が切れたら、鍵を作り直して登録し直します。管理者が許可をやめると、メンバー全員の鍵がすぐに使えなくなります。
頼み方の例
- 1「NEO から、在庫の画面についての要望を集めて、一覧にして」
- 2「NEO の wiki にある決まりに合わせて、入力の画面を作って」
- 3「NEO でメモリに登録した帳票の見本の形式で、出力の機能を作って」
AI は NEO の会話を検索して、どのスレッドの誰の発言かを添えて要望を並べます。会話は、日付を指定しなければ直近 30 日から探し、30 日の中で見つかった件数が足りなければ 90 日までさかのぼります。それより前の話は「4 月以降の会話から」のように期間を添えて頼んでください。添付の資料は、発言のメニューから「メモリに登録」した資料なら、NEO が解析した本文のまま読めます。画像は登録しなくても読めます。
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書いた人
伊藤伸博
フラグメント株式会社 代表取締役。NEO の企画と開発を担当
公開日: 2026-10-17 / 更新日: 2026-10-17