補助金
デジタル化・AI導入補助金で AI ツールを入れる手順と、製造業・情報サービス業での選び方
デジタル化・AI導入補助金を使って AI ツールを入れる手順を、GビズID の取得から実績の報告まで説明します。製造業と情報サービス業の AI ツールを困りごとで分け、事務局に登録された IT ツールである NEO と、20 人で使う場合の費用の試算も紹介します。
補助金で AI を入れたいのに、何から始めればよいか分からない
デジタル化・AI導入補助金を使うと、AI ツールを入れる費用の一部が補助されます。ただ、補助金のページを初めて開いた方は、どのツールが対象になるのか、申請に何をそろえればよいのかで、まず迷うと思います。
製造業向けの AI と聞くと、カメラで不良を見つける検査の AI や、設備の異常を知らせる AI が思い浮かびます。ほかに、若手が「4 号機で寸法がずれたら、最初に何を確かめる?」と聞いたときに、ベテランが前に話した答えを探して返す AI もあります。それが NEO です。
補助金の対象になるのは、事務局に登録された IT ツールだけです。入れたいツールが登録されているかどうかは、申請の前に事務局の IT ツール検索で確かめられます。NEO も、事務局に登録された IT ツールです(製造業向け DL07-0046801・情報サービス業向け DL07-0047786)。
補助金で入れるまでに、5 つの手順と、交付の決定を待つ時間がかかる
- 1解決したい仕事を 1 つに絞る。目視検査の負担、ベテランの知識が残らない、同じ質問が特定の人に集まる、のように、困っていることを具体的に書く。
- 2GビズID プライムを取る。発行までおおむね 2 週間かかる。あわせて、IPA の SECURITY ACTION の宣言(★一つ星か★★二つ星)を済ませる。
- 3事務局の IT ツール検索で、入れたいツールが登録されているかと、そのツールを扱う IT 導入支援事業者を確かめる。
- 4IT 導入支援事業者と事業計画を作る。申請する会社の人が申請マイページに会社の情報を入れ、支援事業者が事業計画とツールの情報を入れる。申請する会社の人が内容を確かめて、宣誓と提出をする。
- 5交付が決まってから、契約して導入する。導入したあとは、支援事業者と一緒に実績を報告する。その後も決められた年数、効果を報告する。
いちばんつまずきやすいのは日程です。交付が決まる前に契約や支払いをすると、補助を受けられません。締切から逆算して、GビズID を早めに取ってください。
申請の締め切りは、募集の回ごとに決まっています。次の締め切りは、デジタル化・AI導入補助金の事務局のサイトにある「事業スケジュール」のページで確かめられます。GビズID プライムの発行には 2 週間ほどかかるので、締め切りから逆算して早めに申し込んでください。
困りごとから選ぶ、製造業と情報サービス業の AI ツール
| 種類 | 向いている困りごと | 製品の例 |
|---|---|---|
| 検査・異常検知の AI(製造業) | 目視検査の負担、不良の見逃し | MENOU、MMEye |
| 汎用の生成 AI(製造業) | 文書づくり、資料の要約 | ChatGPT、exaBase 生成AI |
| 現場の会話と記録から知識を残す AI(製造業) | ベテランの知識が残らない、判断の理由が分からない、同じ質問が特定の人に集まる | NEO |
| 開発を手伝う AI(情報サービス業) | コードを書く・直す手間、仕様書やテストの下書き | GitHub Copilot、Claude Code |
| 案件の経緯を残す AI(情報サービス業) | 仕様を決めた理由が残らない、障害対応の経緯を探せない、途中から加わった人が追いつけない | NEO |
申請から導入後の報告まで、フラグメントが一緒に進める
NEO は、デジタル化・AI導入補助金の事務局に登録された IT ツールです。製造業と情報サービス業での利用を対象に登録しています。あわせて、導入・活用の相談、導入時の設定と研修、保守サポート(最大 2 年分が補助の対象)も登録しているので、利用料だけでなく、これらの費用も補助の対象になります。フラグメントは IT 導入支援事業者として、事業計画を一緒に作るところから、導入後の実績の報告まで手伝います。
| 補助の対象になる費用 | 中身 |
|---|---|
| NEO の利用料 | 最大 2 年分 |
| 導入・活用の相談(コンサルティング) | 導入計画、データの移し方の計画、導入後の活用の支援 |
| 導入時の設定・マニュアル作成・導入研修 | 資料の取り込み、Microsoft Teams・SharePoint との接続の設定、研修、マニュアルの作成 |
| 保守サポート | 定期点検、障害の調査と復旧、問い合わせの窓口。最大 2 年分 |
NEO は、チームの会話と資料を読む AI エージェントです。チャットで「金曜までに見積もりをお願いします」と書くと、NEO が担当と期限の入ったタスクにし、期限の前日と当日に担当の人に声をかけます。「去年、A 社の値引きはいくらで決めた?」と聞くと、過去の会話と資料から答え、参照した発言やファイルの出典を示します。決まったことと理由は wiki にまとまり、そのまま引き継ぎの資料になります。
| 費用 | 2 年間の金額(税抜き) |
|---|---|
| NEO の利用料(年額一括、1 人あたり年 30,000 円 × 20 人 × 2 年) | 120 万円 |
| 保守サポート(30 席まで 年 36 万円 × 2 年) | 72 万円 |
| 合計 | 192 万円 |
| 補助(補助率 2 分の 1 で交付が決まった場合) | 96 万円 |
| お客様のご負担 | 96 万円(月あたり 4 万円、1 人あたり月 2,000 円) |
補助が出るかどうかは、事務局の審査で決まります。交付が決まる前の契約は、補助の対象になりません。補助金を使った導入を考えているときは、お問い合わせからご相談ください。
NEO の機能と料金を資料で見る
会社名・お名前・メールアドレスを入れると、資料をダウンロードできます。気になることは、このページの NEO にそのまま聞いてください。
Author
フラグメント株式会社
NEO を企画・開発している会社です。
公開日: 2026-11-05 / 更新日: 2026-11-05